皆様初めまして。私は当社団の理事長を司らせて頂いております戸澤と申します。私たちは2015年から脱炭素社会の行方について研究して参りました。
私がサラリーマンで投資運用業をしていた時と、今ではビジネスの展開スピードが全然違います。以前の事ですが上場企業のコンプライアンスを含め運用者側からの投資対象の経営監視などの体制が不十分な事からリーマン・ショックによる金融危機を深刻化させたのも事実であります。4月からは国内マーケットは大きく変化します。法的拘束力に縛られない自主規制でありますが、コーポレート・ガバナンスコード、スチュワードシップコードが明確となり一定の方向性を開示できるチャンスが増えているのも事実だと思います。
脱炭素社会におけるSDGs(目標)が明確になり、巨大な資金が動くESG投資(手段)が重要視されています。非常に重要な発行体の資金調達手段の一つであるグリーンボンドやグリーンファイナンスに注目し、特長的には地域の技術系未公開企業や地方自治体に収益が落ちるような地域循環共生圏の構築、スマートシティやスーパーシティを見据えて、地域新電力の構築や再生可能エネルギーの普及を、アセットオーナーが長期的にホールドするような環境メリットをIRしてもらえるように、当社団を通じて地域の方々や、地方自治体と投融資を結び付ける“かすがい”になれればと思っています。
食糧問題を大きく抱えている農業に関して深く探求し大手企業の農林水産業進出のお手伝い等ができたら幸いです。
これを機に、どうぞ当社団を宜しくお願い申し上げます。
令和4年4月吉日
一般社団法人ESG投資基盤整備機構
理事長戸澤崇光
“ Dream it. Wish it. Do it.“